〜ひとりで演奏してもバンドのように聴かせるコツ〜
ウクレレは小さな楽器ですが、コード(伴奏)とメロディ(旋律)の両方を担える、実はとても多才な楽器です。ジャズに限らずですが、バンドの一員としてリズムやコードを支える“バッキング”だけでなく、ソロ演奏でメロディも同時に奏でるスタイルが人気を集めています。
まず“バッキング”とは、リズムとコードで音楽の土台を作る役割です。たとえばジャズでは、4分音符を1拍ずつしっかり刻むだけでも“スウィング”感が生まれます。ここに「コードを切る」「アップストロークとミュートを織り交ぜる」「テンションコードを使って色彩を加える」といった技術を取り入れることで、シンプルな進行にもジャズらしい深みが出てきます。
一方“メロディ”は、旋律として曲の主役を担う部分。ウクレレで歌うようにメロディを弾くには、スライド、ハンマリング、グリッサンドなどの装飾音が重要になります。さらに“タメ”(リズムの揺れ)を意識することで、譜面にないニュアンスを生み出すことができます。
このバッキングとメロディを自在に切り替える練習を重ねることで、たった1本のウクレレでも、まるでバンドのような豊かな演奏表現が可能になります。
K Sound Desighは、福岡県内にあるギター・ウクレレ教室です。
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