「楽器なんて自分には無理だと思っていたんです。でも、ウクレレを始めてから“もしかしたら私にもできるかも”って思えるようになりました。」

そう語ってくださったのは、ウクレレを始めて約1年、生徒様として通ってくださっている方の言葉です。これまで楽器に触れる機会がなかったこともあり、最初はできるかどうか不安だったといいます。

「最初は、本当に“ドレミファソラシド”が出せただけで嬉しかったんです。まさか自分に音が出せるなんて思ってなかったから。それだけで気持ちが前向きになれました。」

レッスンを受ける中で、音が出たこと、音を並べて鳴らせたこと、そんな小さな一歩一歩が、今では“楽しみ”へとつながっているとのことでした。

「先生の教え方も丁寧で、すごく話しやすいです。わからないこともその場ですぐ聞けるし、安心して続けられています。ここに通うのが楽しみなんです。」

教室に通うことが“生活の中の楽しみ”になる。これは、私たちが大切にしている教室づくりのあり方そのものです。

「今はドレミだけでもうれしい。でも、少しずつ続ければもっといろんな曲が弾けるかもしれない。それが今の楽しみなんです。」

この言葉に、音楽がもたらす“希望”の力を感じました。これからも一緒に、少しずつできることを増やしていける時間を大切にしていきたいと思います。