ギターを始めたばかりの方にとって、「Fコード」は最初にぶつかる大きな壁です。
押さえるのが難しい、音が鳴らない、指が痛い——。
多くの人がこのFコードで挫折しかけます。

でも、それは“あなただけ”ではありません。誰もが一度は通る道であり、そしてその壁の先に確かな成長があるのです。

Fコードが難しいのは、当たり前

Fコードが難しく感じるのは、それまでのコードとは構造がまるで違うからです。
「バレーコード」と呼ばれる形で、1本の指で複数の弦を押さえる技術が必要になるため、筋力・フォーム・慣れが揃って初めて鳴らせるようになります。

最初からできる人なんて、いません。
できなくて当然。それを乗り越える練習を通して、ギターを弾くための手の使い方が身につきます。

Fコードの“壁”を乗り越えるための考え方

どれだけ練習しても弾けない。
そんなときに必要なのは、「上手くいかない時期があるのは当然」と受け入れ、中長期的なビジョンを持つことです。

Fコードは1日や2日で弾けるようになるものではありません。
「2週間で慣れる」「1ヶ月で音が出るようになる」といった現実的な目標設定をしましょう。
また、進捗が遅く感じたとしても、「昨日より少し押さえやすくなった」など、小さな成長に目を向けることが大切です。

練習メニューに“Fコード強化期間”を設けよう

毎日の練習の中に、少しずつでもFコードを取り入れてみましょう。たとえば以下のような形です。

日付 練習内容 時間 気づいたこと
7/22 Fコードを1分間だけ押さえる練習 10分 薬指の角度を変えると鳴りやすくなった
7/23 F→C→G→Amのコード進行練習 15分 バレーが連続するとまだ音が途切れる

このように、日々の練習に少しずつ取り入れることが、Fコード攻略の近道になります。

“諦めなかった人”が弾けるようになる

Fコードをきっかけにギターを諦める人は少なくありません。
ですが、そこを“乗り越えた”人は、ギターを弾く楽しさを何倍にも感じられるようになります。

講師の中にも「Fコードで挫折しかけたけど、今では一番好きなコードになった」という声は多いんです。
苦手だったコードが得意になる瞬間は、あなたにとってギター人生のターニングポイントになるかもしれません。

最後に:大切なのは「いつかできる」と信じること

練習を続けていくと、必ず「できるようになる日」がやってきます。
その日を信じて、小さな変化を大切に積み重ねていきましょう。

K Sound Designでは、こうした“つまずきやすいポイント”を丁寧にサポートしています。
一人ひとりのペースに合わせたレッスンで、あなたの成長をしっかり支えます。

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K Sound Designは、福岡市内(博多・中洲川端・大橋・桜坂)を中心に、福津市・古賀市・新宮町・春日市・大野城市でもレッスンを行うギター・ウクレレ教室です。

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