「なんとなく練習」から卒業しよう

ギターやウクレレの練習をしていて、ふと「自分はちゃんと上達してるのかな?」と感じたことはありませんか?
それは、あなたが「目的を持たずに弾いてしまっている」サインかもしれません。

演奏と練習は違います。
“ただ弾く”ことと、“目標に向けて取り組む”ことには、驚くほどの差があります。

上達のカギは、目的を明確にすること、そしてそれを記録して振り返ること。
今回は、そんな「目標と記録の活用術」をご紹介します。

まずは“ゴール”を描こう:短期と長期の目標を立てる

練習の前に、「自分はどこを目指しているのか」を言葉にしてみましょう。

短期目標(1〜2週間)
• 「次回のレッスンまでにFコードを押さえられるようになる」
• 「1曲通して止まらずに弾く」

長期目標(1〜3ヶ月以上)
• 「発表会で○○を披露する」
• 「1人で弾き語りできるようになる」

目標は大きくなくて大丈夫です。
達成できたという実感が自信となり、練習を継続する力に変わります。

練習記録をつけるだけで“変化”が見える

私の師からも練習記録の活用が効果的だとこう言われていました。

「いつ、どのくらいの時間、何を練習したかという記録をつけておくのもいい」

例えば、以下のような記録を手帳やスマホに残してみましょう:

日付 練習内容 時間 気づいたこと
7/22 C→G→Amのコードチェンジ 20分 Gコードの押さえがまだ不安定
7/23 弾き語り練習「カントリーロード」 30分 リズムが前に走りがち、歌のテンポとずれる

1週間、2週間と続けていくと、自分のつまづきポイントや成長が**「見える化」**されます。
その記録が、次の練習に役立つ“地図”になります。

「成長を実感できない…」という方へ

思うように上達しないと感じるときは、
「何を」「なぜ」練習しているかを忘れてしまっているかもしれません。

そんな時こそ、過去の練習記録を見返すと、確実に進歩している自分に気づけるはずです。
これは“なんとなく演奏”では得られない、大きなモチベーションになります。

まとめ:練習は“旅”のようなもの

ギターやウクレレの上達は、地図を持って旅をすることとよく似ています。
• 目標=行き先
• 練習内容=ルート
• 練習記録=旅の記録

上達への道を確実に進むために、今日から「記録をつける」「目的を決める」習慣を始めてみませんか?

K Sound Design ギター・ウクレレ教室のご紹介

K Sound Designは、福岡市内(博多・中洲川端・大橋・桜坂)を中心に、福津市・古賀市・新宮町・春日市・大野城市でもレッスンを行うギター・ウクレレ教室です。

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「音楽って、やっぱり楽しい」——そう思える時間をご一緒できたら嬉しいです。

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