〜ジャズの“流れ”を理解して、演奏にストーリーを〜

🎷「コードの順番って、どうやって決まってるの?」
ジャズに限らず、音楽では“お決まりの流れ”のようなコード進行があります。
そのひとつが「循環コード」と呼ばれるものです。

コードを順に並べて“戻ってくる”感覚。
この仕組みを知っていると、ソロやバッキングにも“自然さ”が生まれます!

🔁 循環コードってなに?

「循環(ループ)するコード進行」のことで、最後のコードが自然に最初のコードに戻るような構成のことを指します。

ジャズではセッションやバッキング、アドリブの土台として定番。
ウクレレでも覚えておくと便利です!

🔁 代表的な循環パターンを紹介!

● II–V–I進行(例:Dm7–G7–Cmaj7)

ジャズで最も定番の進行のひとつ。コードが“解決”していく流れがあり、即興やソロアレンジのベースとして非常に重要です。

● I–vi–ii–V進行(例:C–Am–Dm–G7)

ポップスやボサノバでもよく登場する、なめらかで耳馴染みの良い進行。コードの流れを自然に感じながら演奏に取り入れられます。

🎸 ウクレレでの押さえ方のコツ

循環コードは“流れ”が命。コードチェンジをスムーズに見せるために、「ボイシング」にこだわるのがおすすめです。

たとえば:
• Dm7
 4弦5F、3弦2F、2弦1F、1弦開放
• G7
 4弦0F、3弦2F、2弦1F、1弦2F
• Cmaj7
 4弦0F、3弦0F、2弦0F、1弦2F

コード感を保ちつつ、なるべく手の移動が少なくなる形を探すと効率的です。

✨ まとめ:循環コードは“音楽の呼吸”

循環コードは、演奏者同士が「次に何が来るか」を共有できる共通言語のようなものです。
アドリブもソロも、まずはこの“音楽の呼吸”を感じるところから始めましょう!

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