演奏だけではなく“音楽の現場で実際に使える技術”を磨きたい…そんな想いを持つあなたへ。
練習が「ただ弾けるだけ」で終わっていませんか?今回は、練習に“使える視点”を加える方法をご紹介します。

1. 「弾ける」だけでは、本当の上達にならない

スケール練習や速弾きフレーズを覚えても、いざ曲にしたときに使えなければ、その練習は“自己満足”で終わってしまいます。
それぞれの技術が、どんな音楽的文脈で使えるのかを意識することが、本当の意味での上達につながります。

2. 「使える技術」とは?

以下のように考えてみましょう:

• 実際の曲の中で使えること

→ 覚えたフレーズやスケールが、歌やコード進行に自然につながる

• 場面を想定して練習すること

→ 例えば転調やリズムチェンジに応じて使えるフレーズを練習する

• 音楽的なフレーズを意識すること

→ ただ速く弾くだけでなく、抑揚や息づかいを感じながら演奏する

こうした要素がある練習こそが、いざ本番やセッションで“使える技術”となります。

3. よくある“無意味な練習”例

• 全音階、半音階フレーズをガシャガシャ弾き続ける
• メトロノームだけに合わせて速度ばかり追い求める

これらは練習の取り組みとして間違いではありませんが、それだけでは音楽にならず、“練習疲れ”の原因になることもあります。

4. 目的意識を持った練習をしよう

以下のように設計してみると、練習の質が格段に上がります:

曲名やジャンルを決め、それに合うフレーズ/リフを練習する

例:「『枯葉』のⅡ–Ⅴ–Ⅰ進行で使えるアドリブフレーズを5つ作る」や
「コードチェンジする間を半音フレーズで繋ぐようにしてみる」

こうするだけで、技術が“音楽の一部”になっていきますし、練習の効果を体感しやすくなります。

5. まとめ:音楽の中で活きる練習をしよう

• 技術は「使ってこそ意味がある」
• 曲や場面を想定して練習すると、自然と“音楽に使える技術”になる
• ただ弾けるだけではなく、「いつ」「どこで」「どう使うか」を意識する練習こそが本質的なステップアップにつながります

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